「住み替え」のススメ

今のご自宅に固執されますか?

いま一度、ご自宅を購入された経緯を振り返ってみてください。

こんな風に考えていませんでしたか?
  • 仕事場に便利な場所を選んだ
  • 家族構成により広さ(床面積)・間取りを決めた
  • 将来の子供たちの通学を考えて場所を選んだ
  • 実家との距離を考えて場所を決めた
  • 子育てに良い環境を求めて場所を決めた

みなさん、色々な理由があったことと思います。
あと、多くの方が、予算の許す限り都心寄りを求めたかもしれません。

さて、それでは、今になってみて、購入時に考えた理由はまだ重要でしょうか?
まだまだお子様の通学は続きますか?
まだまだお仕事場所への通勤頻度も多いですか?
今後のご年収は、住宅ローン返済に対して十分ですか?

皆さん、これまで本当に頑張ってこられたと思います。
日々の生活費や養育費にお金を回すため、住宅ローン返済期間を長くし、
完済年齢を65歳・70歳・75歳と定年後に設定した方も多いと思います。

もし、ご自宅の購入時に考えた理由が重要ではなくなっているのであれば、
ダウンサイジング住み替えにより「さらば住宅ローン!」という選択

できますし、「安心できる手元現金の確保」も選択できます。

 

「自宅は貯金箱」という考え方

いつの時代も「持ち家派」VS「借家派」という議論があります。
どちらにも「ああ、そうかもしれないね」という言い分がありますが
多くの「持ち家派」が主張する内容としては、
「借家して賃料を払い続けても、何ら資産は残らない」
「持ち家は住宅ローンを返済すれば、いずれ資産が残る」があります。

「持ち家派」の主張を簡単に表現するならば、 「自宅は貯金箱」なのです

しかし、人間という生き物には感情があります。
配偶者、子供達との思い出がいっぱい詰まっている場所
どんなに疲れ帰って来ても、玄関を開ければ温かい空間
犬と遊んだり花壇の手入れに汗を流したお庭・・
ご自宅は、ご自身・ご家族の人生そのものかもしれません。

「思い出の詰まったブタさんの貯金箱をガチャンと割るなんて!」
という想いになるかもしれませんが、
「ブタさん有難う!せっせと貯めた貯金を使わせて頂きますね!」
という想いも忘れないでいてください。